稲核ダム


 松本から上高地方面へと行く途中の稲核ダム、水殿ダム奈川渡ダム、の梓川3ダムの最下流に位置しています。3ダム共にアーチ式ダムで、また東京電力さんの発電用ダムです。
 このダムのダム湖は1つ上流のダム、水殿ダムの直下にある、水殿発電所の下部貯水池として用いられてます。また、このダムの左岸下に稲核発電所への導水及び、下流に位置する竜島発電所、竜島第2発電所へと導水されています。
 この稲核ダムは3ダムでは、一番小さく、奈川渡ダムを長兄とするのであれば、稲核ダムは末弟と言えるのではないでしょうか。

稲核ダム 堤体正面から撮影。水位が高い為なのか、1門のゲートから放流がありました。
放流の様子。 稲核ダム
稲核ダム 左岸から撮影。上流の2ダムよりもコンパクトです。
堤体裏側から撮影。 稲核ダム
稲核ダム 竜島発電所への取水口です。
ダム湖の様子。重く暗くなってすいません。 稲核ダム

dam data

所在地 長野県松本市安曇 【地図】
河川名 信濃川水系梓川
ダム湖名称  
ダム形式 アーチ
放流設備 常用 :ハウエルバンガーバルブ×1門
非常用:ローラーゲート×5門
用途 発電用
送水先発電所名 稲核発電所 (ダム式)
水殿発電所 混合揚水式(ダム式−下部貯水池)
竜島発電所 (ダム水路式)
東京発電梶@竜島第2発電所 (ダム水路式)
管理者 東京電力
着手年/竣工年 1965/1969
堤高/堤頂長/堤体積 60m/192.8m/65,000m3
総貯水容量/有効貯水容量 10,700,000m3/6,100,000m3

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