岩屋ダム

 木曽川を下流から遡ると、今渡ダムで飛騨川と別れ、飛騨川も遡っていくとやがて馬瀬川と別れます。その馬瀬川を遡っていくと先ずこの馬瀬川第2ダムに辿り付き、更に上っていくとこの岩屋ダムがあります。このダムは水資源管理機構さんの多目的ダムとなっています。また、馬瀬川第2ダムとの間で所有の馬瀬川第1発電所を通して中部電力さんが揚水式発電を行っています。このダムの非常用洪水吐には日本最大級のラジアルゲートが備えていますので、写真で見るよりも実際に訪問して見てみると良いでしょう。
 ダムの近くには、展示館があり、岩屋ダムと馬瀬川第1発電所の説明があります。また、展示館前から、展望台に登る事ができ、ダム湖側から堤体を一望できます。(展示館は冬季休館の為、開館時期を確認して下さい。)また、平日になりますが、事前予約することにより施設を見学することも可能となっています。

岩屋ダム 堤体正面です。
堤体手前の橋からの撮影です。こっちのほうが良く見えます。 岩屋ダム
岩屋ダム 下流側の様子。左側は馬瀬川第1発電所の変電設備です。
ダム湖の様子。左側の建物は選択取水設備です。 岩屋ダム
岩屋ダム 右岸からの様子。
日本最大とも言われるラジアルゲートです。写真よりも実際に見たほうが迫力ありますよ。 岩屋ダム

dam data

所在地 岐阜県下呂市金山町卯野原 【地図】
河川名 木曽川水系馬瀬川
ダム湖名称 東仙峡金山湖
ダム形式 ロックフィル
放流設備 非常用:ラジアルゲート×2門
利水放流用:ジェットフローゲート×1門
用途 洪水調節/農地防災、不特定用水/河川維持用水、上水道用水、工業用水、発電用
送水先発電所名 中部電力梶@馬瀬川第1発電所(混合揚水式−上池)
管理者 水資源機構
着手年/竣工年 1966/1976
堤高/堤頂長/堤体積 127.5m/366/5,780,000m3
総貯水容量/有効貯水容量 173,500,000m3/150,000,000m3

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