秋神ダム

 飛騨川を遡っていくと、やがて高山市に入り、国道41号線から逸れます。更に飛騨川沿いを進んでいくと、今度は国道361号線を飛騨川沿いに進んでいくと最初に辿り付きます。
 非常用洪水吐がラジアルゲート1門の、一風変わった形状の堤体を持っています。このダムから取水された水は、山を越えた隣に位置する、朝日ダムの朝日貯水池へと放流され、そこから朝日発電所にて発電されています。この辺も、ちょっと変わったところではないでしょうか。堤体正面の撮影が可能ですが、撮影するには、旧道を少し入ればできますが、周囲には野生の猿がいるようで、排泄物が多く落ちていますので、踏まないように注意してください。もちろん、猿を刺激しないようする必要もあります。

秋神ダム 正面からの眺め。
再度正面からの撮影です。季節が違って、木の葉がないので良く見えます。 秋神ダム
秋神ダム 裏側の様子。1門のゲートが何か変な感じです。
ダム湖の様子。水が綺麗です。 秋神ダム

dam data

所在地 岐阜県高山市朝日町小瀬ケ洞 【地図】
河川名 木曾川水系秋神川
ダム湖名称 秋神貯水池(あきがみちょすいち)
ダム形式 重力式コンクリート
放流設備 非常用:ラジアルゲート×1門
利水放流用:不明×1門
用途 発電用
送水先発電所名 朝日貯水池→朝日発電所(ダム式)
管理者 中部電力
着手年/竣工年 1952/1953
堤高/堤頂長/堤体積 74m/192m/223,000m3
総貯水容量/有効貯水容量 17,584,000m3/16,976,000m3

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