大井川上流寸又峡に位置する、寸又川ダムです。寸又峡に行く途中の下方に望むことができます。通常ではこの位置でしかダムを望むことができませんが、今回、中部電力 大井川電力所さんに堤体正面へ行く方法を教えて頂き、早速訪問しました。
ダム堤体は35m弱と小ぶりではありますが、あまり見ることができないということもあって感動ものでした。6門のラジアルゲートがあり、河川維持の為でしょうか、一番右のゲート部からは放流されておりました。また、このダムによって取水された水は大井川水力発電所に送られます。
最近新聞で知ったのですが、安倍川以東の富士川以西の地域の電力は全て水力発電によって賄っているそうです。しかし、静岡市の発展に伴って電力不足で、中電さんもいろいろと対策を練って大変だと思いました。また。恐らく大井側水系の各発電所もかなり重要な役割を果たしているのだなぁと思いました。そのために維持管理している職員の方々のご苦労を感謝し、今後も頑張っていただきたいと思います。
また、今回寸又ダムへの道筋を教えてくださった中部電力の大井川電力所の職員の方々、ありがとうございました。
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寸又峡温泉へ向かう途中に見えるダムの姿です。建物は管理所で、手前に見えるのは大井川発電所への取水口です。 |
今回、左岸の林道を徒歩でダムへと向かいます。 |
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延々と歩くこと20分、堤体へ正面へ到着。 |
もう1枚、正面からの撮影。 |
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dam data
所在地 |
静岡県榛原郡川根本町奥泉
【地図】 |
河川名 |
大井川水系寸又川 |
ダム湖名称 |
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ダム形式 |
重力式コンクリート |
放流設備 |
非常用:ラジアルゲート×6門 |
用途 |
発電用 |
送水先発電所名 |
大井川発電所(ダム水路式) |
管理者 |
中部電力 |
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着手年/竣工年 |
1934/1936 |
堤高/堤頂長/堤体積 |
34.8m/58.8m/21,000m3 |
総貯水容量/有効貯水容量 |
987,000m3/522,000m3 |
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