大井川水系の寸又川3ダムの最上部に位置するダムです。寸又峡温泉郷の駐車場から11km遡った位置にあります。このダムへは林道を通っていく必要がありますが、許可車以外の立入は禁じられており、駐車場からひたすら歩いていくしかありません。このため、滅多にはお目にかかることの出来ないダムです。今回頑張ってこの道のりを踏破しました。道中真っ暗なトンネルを通らなければならず懐中電灯が必要ですが、道なりは平坦な為それほど苦労することはありません。また、帰路においては鹿を見ることができ自然を満喫しました。(熊も出没するので注意が必要ですが。)道中、林道のり面の補修工事の為、中電さんと工事関連の人に出くわし千頭ダムへ行くというと、物珍しそうに見られました。時間的には徒歩で片道1.5時間〜2時間程度といったところでしょうか。
長い道のりを歩いてたどり着いた瞬間は感激していまいました。このダムの堆砂率は日本一でかなりの堆砂があると思われますが、見た目にはダム湖の湖面が非常に綺麗でそちらの方に圧倒されてしまいます。また、周囲は鳥の鳴き声と、ゲートからの河川維持放流の水の音しか聞こえず、人の気配は全くなく、怖いと感じてしまいます。でも、滅多に来ることの出来ないダムということで、暫く満喫して帰路につきました。
ダム建設当時は大井川鉄道井川線と同様のアプト式鉄道がこのダムまで敷設されていました。当時の電車が寸又峡温泉駐車場及び、大間ダム湖左岸に展示されております。また、夢の吊橋へ向かう途中の掲示板にこのダムの航空写真が貼られており、長い道のりを歩かなくても堤体の姿はわかりますが、やはり実物は違いますよ。
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これが千頭ダムです。長い道のりでした。 (画像をクリックすると拡大画像が見られます。) |
手前のゲートが排砂用ゲートで、奥の2門が非常用のゲートです。 真中のゲートから、河川維持放流をしています。 |
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排砂用ゲートからの導流部はかなり汚れています。 このゲートは発電所の取水口付近にあります。恐ら堆砂によって、発電所への取水が出来なくなることを防ぐ為にあるのでしょう。 |
非常用ゲートの真上からです。河川維持放流をしています。 |
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写真の上中央にトンネルのようなものが見えます。建設時の仮排水トンネルでしょうか? |
左岸から撮影です。 |
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右岸からではあまり堤高があるように見えませんが、実際は結構あります。
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ダム湖はエメラルドグリーンで非常に綺麗で、辺りは非常に静かです。 |
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湯山発電所への取水口です。写真を撮影した位置の後方は排砂ゲートです。 |
堤体の裏側からの撮影です。付近には誰一人としていません。聞こえるのは鳥の鳴き声だけです。 |
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