信濃川水系高瀬川の上流に位置する、東京電力さんのこのダムは、上流にある高瀬ダムを上池とし、揚水式発電の新高瀬川発電所の下池となっています。また、下流にある中の沢発電所の取水ダムとしても利用されています。このダムへは普通に自家用車で行くことが可能ですが、その上の高瀬ダムへは一般者立入禁止となっています。行く為には東京電力の高瀬川テプコ館の見学ツアーを利用するか、公認タクシーもしくは徒歩で行く必要があります。
今回の訪問は長野旅行の途中に立ち寄ったもので、高瀬ダム訪問の後・・・(一緒につれてきた愛犬が体調不良の為対応を取った後)で大町ダムと共に立ち寄りました。高瀬ダムと異なり、自家用車で堤体下まで行くことができます。天端へも行くことができるようですが、天気が芳しくない上に、愛犬の調子も悪く時間がとれないので断念しました。次回の訪問の課題ということになります。
ダムの外観的には高瀬ダムの弟分といったところでしょうか。(洪水吐が左右逆ですが。)
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東京電力さんの管理用通路ゲートから進んで、トンネル手前で沢からダム湖へ入るところです。この付近にはカモシカが生息しており、私が訪問した際もゲート手前の駐車場から絶壁にカモシカを見ることができました。(実はその後、大町エネルギー博物館付近で道路を歩いているカモシカも見てしまいました。) |
2門のローラーゲートを望みます。このゲートも滅多には使用されないようです。 |
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放流部のジャンプ台です。高瀬ダムよりも小ぶりです。 |
堤体下から上を見上げて。今度は上から下を眺めたい。 |
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dam data
所在地 |
長野県大町市平
【地図】 |
河川名 |
信濃川水系高瀬川 |
ダム湖名称 |
− |
ダム形式 |
ロックフィル |
放流設備 |
非常用:ローラーゲート×2門 |
用途 |
発電用 |
送水先発電所名 |
新高瀬川発電所(混合揚水式−下池)
中の沢発電所(ダム水路式) |
管理者 |
東京電力 |
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着手年/竣工年 |
1969/1978 |
堤高/堤頂長/堤体積 |
125m/340m/7,380,000m3 |
総貯水容量/有効貯水容量 |
32,500,000m3/16,200,000m3 |
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