飛騨川は馬瀬川との合流点を飛騨川沿いに少し遡ったところにあるダムです。国道41号線沿いに走れば簡単にたどり着くことができます。国道41号線は右岸に走っていますが、左岸には高山本線の軌道がありますので、電車からもダムを眺めることができます。というか、左岸からの撮影には電車に乗るしかないっていうことにもなります。
ダムの下流部は中山七里という渓谷が美しい箇所で、岩が水によって侵食されて様々な形状となっている観光名所でもあります。興味がある方は一緒に見学されると良いでしょう。
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堤体正面です。ゲートが5門(6門)しか見えませんが、全部で7門あります。2門目のゲートから放流していましたが、河川維持でしょうか。また2門目の洪水吐の減勢工が変わった形状をしています。 |
右岸からの撮影。7門のゲートがあることがわかります。 |
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7門目のゲートからダム湖を撮影。面白いアングルにしてみました。 |
堤体裏側の様子です。なんとなく切ない雰囲気が漂っていますが、夕暮れ近くの為、そう感じるのかもしれません。でも実際は国道を走る自動車の音がかなりしているので騒がしいです。 |
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dam data
所在地 |
岐阜県下呂市金山町中切
【地図】 |
河川名 |
木曾川水系飛騨川 |
ダム湖名称 |
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ダム形式 |
重力式コンクリート |
放流設備 |
非常用:ローラーゲート×7門 |
用途 |
発電用 |
送水先発電所名 |
下原発電所(ダム水路式) |
管理者 |
中部電力 |
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着手年/竣工年 |
1933/1938 |
堤高/堤頂長/堤体積 |
23.9m/102.5m/33,000m3 |
総貯水容量/有効貯水容量 |
2,936,000m3/684,000m3 |
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