御母衣ダム


 庄川の上流部に位置する、J−POWERさんの発電専用のロックフィルダムです。建設当時の規模は東洋一と謳われたダムで、現在も日本有数の規模を誇るダムです。写真ではわからないかもしれませんが、実際に訪問して自分の目で見るとその大きさがわかります。発電専用のダムで、発電所は地下210mに存在しています。堤体正面にはダムサイドパークがあり、御母衣ダム&発電所をを詳しく紹介しています。
 ダム湖岸には、有名な荘川桜があり、下流方面には鳩谷ダムを望んで、世界遺産に指定されている白川郷があります。国道を庄川沿いに進むことで、いくつかのダム巡りをし、また、その後は白川郷で観光なんてのも良いのではないでしょうか。まぁ時期を考えないと道路の大渋滞にはまってしまいますので注意が必要ですけどね。

御母衣ダム 堤体正面です。大きいですね。右側の導流部は自由越流堤からのものです。その導流部の末端部の左側には、ローラーゲートからの放水口があり、更にその左側には発電所からの余水吐があります。写真が暗くて分かりにくくてすいません。
堤体裏側と、発電所への取水口です。写真を撮影した後ろ側には御母衣第2発電所があります。こちらは大白川ダムからの取水されて発電を行い、御母衣湖へと流入しています。 御母衣ダム
御母衣ダム 御母衣湖の様子。堤体の補修工事と水不足の為、水位がかなり低くなっています。ダム湖上流側は完全に干上がっていました。
天端の様子。徒歩でのみ通行可。舗装はされていません。4月上旬の、朝7時は非常に寒かったです。 御母衣ダム
御母衣ダム 非常用洪水吐きのローラーゲートです。この先トンネルとなっていて、堤体下部へと放流されます。訪問時ゲートの塗装工事を行っていました。
もう1つの自由越流式の洪水吐きです。フラップゲートも備え付けています。 御母衣ダム
御母衣ダム 導流部です。写真ではわかりませんが、実際に見た者した迫力がわかりません。
堤体下部にある、御母衣発電所の変電設備です。 御母衣ダム

dam data

所在地 岐阜県大野郡白川村大字長瀬 【地図】
河川名 庄川水系庄川
ダム湖名称 御母衣湖(みぼろ湖)
ダム形式 ロックフィル
放流設備 非常用:ローラーゲート×1門
     フラップゲート付自由越流堤
用途 発電用
送水先発電所名 御母衣発電所(ダム水路式)
管理者 電源開発
着手年/竣工年 1957/1961
堤高/堤頂長/堤体積 131m/405m/7,950,000m3
総貯水容量/有効貯水容量 370,000,000m3/330,000,000m3

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